こんばんは。WELL高橋です。
今年の夏は去年よりも暑いι(´Д`υ)アツィー
なんて、毎年言っちゃいますよねーとお客様と盛り上がってしまうぐらい
2021年の夏も暑いですねー。
さて、今回はデータ移行をご依頼いただいた中に初めて触れるソフトのデータ移行があったので備忘録として書き残します。
EX-TREND武蔵
バージョン19のデータをエクスポートして新しいパソコンに入っているバージョン21にインポートします。
この情報を利用する際の注意事項
- 大切なデータを失わないように、作業前にバックアップは必ず取りましょう。
- 記載した情報は、ソフトのバージョンによっては手順が変わる場合があります。
- 福井コンピュータの保守サポートに電話で聞きながら、大切なデータが消えないように作業しましょう。
- オペレータの指示に従い、落ち着いて作業をしましょう。
- いかなる事由におきましても、データの破損により生じたお客様の損害は補償いたしかねますのでご了承ください。
EX-TREND武蔵リモートサポートを受ける際に必要な情報
- FCMID
- ユーザーコード
- 製品シリアル番号
FCMIDは既存ユーザー様であれば、FCコンシェルジュを起動させると画面右下あたりに表示されています。
ユーザーコードと製品シリアル番号は新しいパソコンなどでFCコンシェルジュをにログインする際に必要になりますので電話サポート時には必須ではありません。
福井コンピュータコールセンターの電話番号
ご自身の情報がわからない場合は総合案内に電話して確認しましょう。0570から始まるナビダイヤルなので、通話料とは別に20秒10円の料金が掛かるのでご覚悟の上お電話してください。
0570-039-291
※上記電話番号は2021年7月29日に調べた番号です。
保守契約をしているユーザー様は
0776-**-****で始まる番号が、手元資料に無いかご確認ください。あればナビダイヤルで余計な料金がかかることがないのでそちらの番号にお電話しましょう。
旧バージョンからデータバックアップ(書き出し)
持ち出した工事がある場合は、持ち出した工事データを戻して、持ち出した工事が無い状態でバックアップをした方が良いです。ほかのPCにリストア(バックアップデータを戻し入れる)した際に持ち出した工事が戻せなくなることがあるようです。
step
1デスクトップに任意のフォルダーを新規作成します。
私は、バックアップデータを入れる、フォルダーに「武蔵バックアップ+日時」でフォルダー名を付けて作成しました。
step
2EX-TREND武蔵インデックスを起動して、ツール→パスの設定を開きます。
パス設定を開いたら、バックアップデータのパスをクリックして、左下の変更を選んで「OK」をクリックして、パスの設定画面の閉じるをクリックします。先ほどデスクトップに新規作成したフォルダーを指定します。
step
3ツールから一括処理を実行します
EX-TREND武蔵インデックスのメニューからツールをクリックして、そこから一括処理にマウスのカーソルを合わせメニューから「工事の一括バックアップ」を選択。
step
4バックアップデータ保存先を確認
先ほどパスの設定で変更してデスクトップ上に作成した任意のフォルダーになっていることを確認してください。
step
5ファイル圧縮のチェックマークを外す
工事の一括バックアップ画面に表示されているファイルの圧縮にチェックが入っていたのでチェックを外します。
WELL高橋が設定時にはチェックが入っていましたが、入っていない場合は何もしなくて大丈夫です。
step
6OKをクリックしてバックアップを開始します。
バックアップの保存先、圧縮のチェック外しが問題なければ「OK」をクリックして工事の一括バックアップを開始して下さい。
バックアップにかかる時間はデータサイズが大きいほど時間がかかりますが、USBにデータを移行するよりは短時間でおわりますので他の作業はせずに完了するまで放置しましょう。
step
7バックアップが完了
バックアップが完了しましたとメッセージが出たら、「OK」をクリックして閉じましょう。
step
8バックアップしたデータをUSBメモリーや外付けHDDにコピー
バックアップデータは上記の手順で作業すると、デスクトップに作成した任意名のフォルダに作成されています。
USBメモリーや外付けHDDやクラウドにコピーして新しいパソコンに移行しましょう。
USB3.0+HDD搭載パソコンで16.8GBのバックアップデータをUSB3.0対応メモリーにコピーするのに1時間40分ほどかかりました。
USBプロテクトの書き換え
旧バージョンで使用していたUSBプロテクトは新しいバージョンのEX-TREND武蔵では使用できません。あらかじめUSBプロテクト(SNS-W)の書き換えを行います。
step
1FCコンシェルジュの設定をする
FCコンシェルジュを起動して、ユーザーコードと製品シリアルNoを入力します。
入力した情報に間違えが無ければ、ログイン状態になります。
ユーザーコードとシリアルNoはUSBプロテクト裏面のシールに記載があります。印字が薄くなってしまい読み取れない場合は製品に同封されているネット認証ライセンス証書に記載があります。
step
2プログラム更新ボタンをクリック
FCコンシェルジュがログイン状態になると画面上部にいくつかのボタンが出てきます。プログラムの更新ボタンを押して、建築・ビル・土木・測量からご使用中のバージョンを選択します。
step
3USBタイプのプロテクトをご利用のお客様をクリック
接続されているプロテクトの情報を取得します。
プロテクト情報の取得には数十秒程度時間がかかる場合があります。
と表示されたらOKをクリックします。
step
4プロテクトの書き換えを実行しますをクリック
画面の案内の沿って更新します。
プロテクトの書き換えを開始します。
~必ず実行前に確認してください~
コンピュータ本体に書き換え対象のプロテクトを付けた状態で実行してください。
<注意>コンピュータ本体に弊社プロテクトを2つ以上つけた状態で、書き換えを実行しないでください。プロテクトの内容が破壊され利用できなくなります。
とメッセージがでるので問題なければ「OK」をクリックします。
step
5福井コンピュータSNSプロテクト更新で実行をクリック
USBプロテクトの情報をソフトが取得して、使用されているプロテクトにチェックが入った状態になるので実行をクリックします。
SNS-WもしくはSNS-LAN-Xのどちらかですが、今回のケースはSNS-Wを使用しているようでした。
step
6EX-TREND武蔵を起動ができるか確認
USBプロテクトのバージョンアップが完了すれば、EX-TREND武蔵が起動できるようになっています。起動するとEX-TREND武蔵インデックスのアイコンがデスクトップに自動生成されます。
新しいバージョンにリストア(読み込み)
新しいパソコンにインストールされた最新バージョンのEX-TREND武蔵が起動できるようになったら、古いパソコンで作成したバックアップをリストアします。
step
1USBにコピーしたバックアップをデスクトップにコピー
先ほど、移行元で作成したEX-TREND武蔵のバックアップデータをUSBにコピーが出来たら、移行先のパソコンにUSBメモリーからバックアップデータをデスクトップにコピーします。
step
2EX-TREND武蔵インデックスを起動して、ツール→パスの設定を開きます。
パス設定を開いたら、バックアップデータのパスをクリックして、左下の変更を選んで「OK」をクリックして、パスの設定画面の閉じるをクリックします。先ほどデスクトップにコピーしたバックアップデータのフォルダ名を選択します。
step
3EX-TREND武蔵のツールをクリック
ツールから一括処理→工事の一括リストアをクリックします。
step
4工事の一括リストアでOKをクリック
リストア(読み込み)したいデータにチェックが入っていることを確認して、「OK」をクリックします。
step
5リストアを開始します
リストアを開始します。
「はい」を押すと処理を実行します。
とメッセージがでますので「はい」をクリックするとリストアが始まります。先ほどバックアップデータ作成した時と同じくらいの時間がかかります。ほかの作業はせずに放置しましょう。
step
6リストア完了
リストアが完了しました。
と表示されたら「OK」をクリックして閉じましょう。
おわりに
ソフトのデータ移行は、エクセルやワードのデータとは違い、ソフトごとにエクスポート・インポート作業が必要になるケースがあります。業種が限定されるソフトは一般のソフトウェアとは違い深い情報がネット上には公開されていないことがありますので、販売メーカーのサポートを駆使して行うことを推奨します。
WELLではコールセンターのオペレーターに説明ができない、説明されてもわからないかたのお手伝いを、パソコンやネット機器、ガジェットばかりいじっているWELL高橋がでは代行させていただいておりますのでお気軽にご相談くださいませ。